★北海道【炭鉱写真集】石狩炭田「遠くなる風景」2004-1968

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商品の説明

表紙写真は平成中期の「万字炭山駅」裏ズリ山。観光客誘致のために2468段もの階段を設置した森林公園に、鉄道廃止以来10数年ぶりに空前の人々が押し寄せた夢のひと時。

北海道石狩地方～空知地方に多数存在した炭鉱。
閉山数年前～廃坑直前、撤収作業～廃坑でだんだんと無人化。炭鉱斜陽期の昭和43年～平成16年の36年間の激動の移り変わりをファインダーを通して綴った記録写真集。

石狩の炭鉱に従事した人々、ともに生活した家族や子供たち。鉱業所が稼働していた頃の日常風景や、活気のあった年中行事。廃校以前の学校式典風景なども収められています。数十年前との定点比較写真もあり、人も街も消え、変わらないのは背景の山の輪郭だけ・・・。

◆多数の鉄道的的注目ポイント◆
万字炭山駅での万字線さよなら行事風景、旧美流渡駅前の昭和臭漂う商店、夕張支線楓駅最終日、南大夕張駅跡とラッセル車、水没する前の三菱大夕張鉄道大夕張炭山駅（鹿島）地区、北炭夕張新鉱ガス突出事故殉職者斎場の看板が立つ夕張線清水沢駅踏切、美唄鉄道東明駅跡地とＳＬ、人が少なくなり始めた頃の美唄鉄道我路駅周辺の様子、三美炭鉱専用線構内を走る古典蒸気機関車、上砂川駅最後の列車と廃止セレモニー風景、かつて留萌鉄道が走っていた恵比島駅旧構内、三井芦別鉄道緑泉駅跡、廃坑直後の留萌鉄道新雨竜駅と線路跡、歌志内線廃止最終日、歌志内炭鉱選炭場引込線、旧木造駅時代の赤平駅とズリ山、三笠唐松新幌内炭鉱の引込線とズリ捨て坑道トロッコ跡、炭鉱現役時代の三笠～幌内間を走るＳＬ９６００、幌内線さよなら列車と行事の風景、廃止後の幌内線の廃線跡線路上を歩く小学生…。

鉄道マニア向け写真誌とは異なる角度から、北海道の炭鉱に走っていた鉄道路線とその沿線近隣風景、そしてその炭鉱の街の日常生活はどんな風景であったのかを知ることができる貴重な記録写真集です。

新品同様（デッドストック品）
2004年アジアブックス刊　A4版　全240頁　オール白黒写真構成　自費出版書 ●絶版●

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